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筋膜リリース専用機「メディセル」の大逆転のブランディング
2019年度ブランディング事例コンテスト SDGs審査員特別賞受賞。
株式会社MJカンパニーは、岡山県岡山市に本社を置く治療器販売業です。主力商品は、筋膜リリース専用機「メディセル」、現在国内の治療院を中心に1300台を超える販売実績を誇っています。代表取締役である渋谷智也(しぶたにともなり)氏は、キネシオテーピングの普及を目的として2000年に創業し、メディセルの販売は2002年から開始。2003年に法人化し、現在はメディセルの研究・開発・販売と共に、メディセル筋膜療法の普及と技術力向上のためのセミナーを日本全国で開催。兵庫医科大学健康スポーツ科学 辻田純三先生と共に「皮膚吸引による筋膜リリースが関節可動域に及ぼす影署」について国内外で学会発表も精力的に行っています。
MJカンパニーへのインターナルブランディングは、2013年6月からスタートしました。当時は、エステ業界に9割、治療業界に1割という売上構成比でしたが、「切らないセルライトケア」として知られるものの、「痛い」「効果がない」などマイナスイメージが先行し、メディセルの売上低迷が続き、2012年は赤字に転落していました。そこで、第1フェーズでは減収減益から脱却し、増益経営にV字回復することを目的としてインターナルブランディングに着手しました。
その後1年で業績が回復し、治療業界に浸透をしていきましたが、もっと女性活用を推進していきたいというニーズが高まり、2017年6月より第2フェーズのインターナルブランディングを実施。スポーツトレーナーや美容業界、学会にも影響が広がりました。