一般財団法人 ブランド・マネージャー認定協会 > ブランディング事例 >株式会社Sales Lab(東京都)
営業をインサイドセールスで変える! スタートアップ企業のリブランディング!
2022年度ブランディング事例コンテスト 奨励賞受賞
株式会社ネクスウェイから分社化・独立し、「営業のあり方を変える」をミッションにインサイドセールスに特化したBPOサービスを展開するSales Lab。同社ではネクスウェイの企業イメージから脱却するため、「インサイドセールス専門の会社」という新しいブランドを形成し直す必要がありました。
そこで顧客、業界、求職者への発信力を強化するため、リブランディングを実施。ブランド構築ステップに沿ってPEST分析や3C分析を行い、ペルソナやブランド価値、ブランド・アイデンティティ、ブランド要素を設定していきました。分析の結果、自社には営業プロセス全体を網羅した戦略立案ができることや、インサイドセールス専用に独自開発したプラットフォームを持っているなどの強みがあることを再確認。ペルソナを作り、ブランド価値を設定していきました。
ブランディングでは、さらに機能的価値、顧客提供価値、情緒的価値を設定。ブランド・アイデンティティは「データとテクノロジーで営業を革新するサービス」とし、タグラインは「成果と成長を生む、オールインワンサービス」と決め、サービスの提供範囲や自社の強み、ミッションを語るストーリーを作成しました。
リブランディングにより、大きく4つの成果が得られました。まず年間売上は、2017年度との比較では2019年度に170%増を達成。また、従業員数は事業の発足時から2020年10月までに約2.5倍に増加。さらに、ブランド・イメージが正しく求職者に伝わったことにより採用応募者数が分社化後、前年の4~5倍まで増加、社内の意思統一や意欲の向上という効果も表れました。