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一般財団法人 ブランド・マネージャー認定協会 > ブランディング事例 >帰ってきた蓼科 株式会社(長野県)

ブランディング事例

蓼科はもう一度ここから生まれる。 多様な“時間”が行き交う“思いがけない”ほとり。
2024年度BRAND MANAGEMENT AWARD 奨励賞 受賞

『蓼科BASE』のブランディング ブランド・マネージャー:株式会社イマージ 北原友

「蓼科はもう一度ここから生まれる。 多様な“時間”が行き交う“思いがけない”ほとり。」は、長野県蓼科地域の観光施設「蓼科BASE」のブランディング事例です。宿泊、飲食、スパなどのサービスを展開する「蓼科BASE」は蓼科地域の持つ潜在的な魅力を引き出し、新しい価値を提供する場として設立されましたが、地域の魅力が充分に発信されていないという課題があり、ブランディングに着手。「蓼科BASEを地域の中心的な観光地とし、訪れる人々に特別な体験を提供すること」「地域住民、移住者、観光客が交差し、新しい価値が生まれる場所とすること」をゴールに取り組みました。

ブランドの機能的価値は、高品質な宿泊施設とスパサービスや地元の食材を活かしたレストラン、情緒的価値は静謐な自然環境の中でのリラクゼーションや新たなヒト・モノ・コトとの出逢いと捉え、ブランド・アイデンティティは「蓼科BASEは、『自然の懐に抱かれた特別な体験の場』として認識されることを目指しています」、タグラインは「“思いがけない”ほとりへ」に決定。「思いがけず愛してしまう、蓼科だから」などのキャッチコピーも策定したほか、蓼科湖の湖面の水の運動をモチーフに、人や物や事が交錯することから創発される新しい関係を緩やかな線の連続で表現したロゴマークも作成。コミュニケーション戦略では、消費者に向けたSNSやウェブサイトを通じた情報発信を行ったほか、イベントも開催。社内向けにはブランド教育プログラムを実施し、社員向けの研修、ワークショップも行いました。

こうしたブランディング活動により、観光客の訪問数が増加。地域経済の活性化に寄与するなどの効果を生みました。








蓼科BASE


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