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一般財団法人 ブランド・マネージャー認定協会 > ブランディング事例 >株式会社稲庭うどん小川(秋田県)

ブランディング事例

秋田県稲庭町の小さな企業が、ブランディングで世界へ躍進。
2023年度ブランディング事例コンテスト 地方創生審査員特別賞 受賞

稲庭うどんのブランディング(秋田県) ブランド・マネージャー:株式会社ビスポーク 長田敏希
プロジェクト名:チーム稲庭うどん小川

「稲庭うどんのブランディング」は秋田県の山奥にあるうどんメーカー「稲庭うどん小川」の事例です。乾麺の業界は、生産量が10年間に約20パーセント縮小するなど低迷していたほか、顧客の高齢化などの課題も。「稲庭うどん小川」はこうした現状に危機感を覚え、ブランディングに取り組んでいきました。

まずは、共働き世帯の増加による時短傾向、老舗メーカーによる市場の席巻、商社への依存など現状の課題を洗い出し、チームのベクトルを合わせることに注力しました。

次に3C分析で、油を使わない製麺技法という自社の魅力を抽出し、ヘルシーさに価値を感じる人をペルソナに設定。競合他社とは一線を画して「挑戦」「革新」という方向に舵を切り、「稲庭うどんに革新を。TENOBE INOVATION 手延べイノベーションを起こす」というブランド・アイデンティティを決めました。

このブランド・アイデンティティに沿って、主力商品のパッケージを刷新。パッケージ上部に「TENOBE INOVATION」を表記して自社のポジションを宣言し、ブランドの認知度を向上させるため、吊るしの製法をイメージした「小川」のアイコンをデザイン。油不使用であることや原料のこだわりなども表記し、他社との差別化を図りました。

これらのブランディングにより、商品は大手ドラッグストアの全店舗や大手コンビニで採用され、3カ月で売り上げは120パーセントアップ、新規取り扱いは3000店舗以上増加しました。また「TENOBE INOVATION PROJECT」を立ち上げ、老舗のかつお節問屋と無添加の稲庭うどん専用麺つゆを開発。さらに稲庭うどんをフランスへ届ける産学官連携のプロジェクトも実施したほか、稲庭うどんの端材を利用したご当地エール、稲庭うどん専用のヴィーガンつゆも開発しました。

こうしたブランディングが高く評価され、2023年度のブランディング事例コンテストでは地方創生審査員特別賞を受賞しました。
また、「私立男子高校のブランディング」で2023年のブランディング事例コンテスト大賞、最優秀賞も受賞しました。








稲庭うどん小川


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