一般財団法人 ブランド・マネージャー認定協会 > ブランディング事例 > 瀬戸焼ブランド m.m.d・セトヤキHEX(愛知県)
予約2ヶ月待ち、年間20,000枚以上を生産するブライダルギフト
2019年度ブランディング事例コンテスト 地方創生審査員特別賞受賞。
瀬戸焼はかつては「せともの」の相性で日本全国で親しまれてきた陶磁器。圧倒的な知名度があったが、洋食器の流通など食器業界にも多様化が中で、今ではそれほど馴染みのあるものではなくりました。
日本六古窯(ろっこよう)と数えられる、日本屈指の窯場である瀬戸エリアで作られた六角形の器を、焼き物のセレクトショップmake my day と共に、現代のニーズに合わせてリブランディングしました。
これまで瀬戸市では、行政主導の活動や助成金で何度かリブランディングを実施したことがあったそうですが、今回は売り手であるショップが指揮をとりました。バイヤーの目線で『本質的な顧客ニーズ』のある商品開発を軸に、リデザインした瀬戸物のあり方を検討しました。
食器という機能的価値を求めるなら、今では100円程でどこでも購入できます。そんな現代において、焼き物のセレクトショップmake my day が中心となり、“繋がる器”として瀬戸焼をリブランディング。瀬戸の複数の窯元や関係企業と提携し、一企業に留まらず地方への貢献につながりました。