一般財団法人 ブランド・マネージャー認定協会 > ブランディング事例 >弁理士法人ととせ・ももとせ(大阪府)
弁理士事務所が取り組んだ、法人化にともなうコーポレート・ブランディング
2022年度ブランディング事例コンテスト 奨励賞受賞
「弁理士法人ととせ・ももとせ」は、もともとは個人事務所として運営されていました。ただ、若手の所員が成長してチームの基盤が整ったこともあり、さらなる成長を目指して法人化。それにともないブランディングを行いました。
ブランディングは、所員全員でワークを実施。所員一人ひとりに「どのような法人になりたいか」と思いを確認することからスタートし、ブランド構築ステップに沿って ブランディングを進めていきました。まずは環境分析を行い、所員一人ひとりが経営者の視点を獲得。ペルソナ作りでは、未来の顧客を具体化することで未来に向けた思考が生まれ、そうした顧客に対する自社の価値も発見できました。
ブランド・アイデンティティは「ビジネスの先々の展開まで見据え、商標からその可能性を広げる弁理士法人」に決定。社名は、クライアント企業が10年、100年と発展をしていくための商標登録の方法を提案していくというスタイルと、クライアント企業と10年、100年にわたってパートナー企業であり続けるために行動するという行動指針を表現した「弁理士法人ととせ・ももとせ」と決まりました。
こうしたブランディングによって、所員一人ひとりに自分たちが主体的に事業に関わっているという意識が芽生え、「個人創業者だけの事業という意識からの脱却」「想いの再認識と目標の共有」「組織に一体感が芽生えた」などの成果を得ることができました。