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一般財団法人 ブランド・マネージャー認定協会 > ブランディング事例 >セントマルシェ(広島県)

ブランディング事例

現地ビジネスフェア「セントルマルシェ」
2023年度ブランディング事例コンテスト 奨励賞 受賞

「セントルマルシェ」のブランディング(広島県) ブランド・マネージャー:合同会社CONTACT(アトリエ宙と廷) 清水早苗

「セントルマルシェ」は、広島県央エリアに位置する福富町・豊栄町・河内町の3町の地域ブランドです。これら3町では、地域商品にコンセプトや競争力がなく、またイベントや商品開発も補助金事業が終わるたびにゼロからのスタートとなってしまうなどの課題がありました。そこで地域特性を生かした強いコンセプトの商品開発や自走できる組織づくりをゴールに設定し、現地マルシェ企画を立案。「セントルマルシェ」開催と地域商社の設立に取り組みました。

ブランディングでは3町をまたぐ統一イメージを抽出し、フレンチ惣菜店を切り盛りしている夫婦をペルソナに設定。南フランスのプロバンスに似ているという地理的要因から同エリアを「日本のプロバンス」と見立ててブランド・アイデンティティを「プロバンス をお手本に」と決め、「土に還らないものは使わない」「出店者はテーマカラーで統一」「商品開発は地域産物を80パーセント以上使用」などのルールのもと、牧場や製材所跡地、リンゴ園などで年2回のマルシェを開催。行政から一切支援を受けない運営会社「合同会社CONTACT」も設立しました。

ブランディングを始めたことで、商品開発や空き家・遊休地の再生活用組織が設立されたほか、補助金に頼ることなく自走できるため計画的な事業展開が可能に。こうした取り組みが評価され、2023年度のブランディング事例コンテストでは奨励賞を受賞しました。






セントマルシェ


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