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一般財団法人 ブランド・マネージャー認定協会 > トレーナー紹介 >大喜多 一範
株式会社Future Vision 代表取締役 / 戦略デザイナー https://design-futurevision.com
幼少期に南ベトナム・サイゴンで育ち、学生時代をパリ、京都で学ぶ。
1989年YKK株式会社に入社。通算15年の海外勤務ではフランス、スペインの現地法人経営幹部を歴任し、モロッコでは現地法人・工場の設立を指揮し社長に就任。帰国後はグローバル市場に向けた主要プロジェクトのリーダーや商品戦略を担当し、全社的なサステナビリティ推進体制を構築した。
2021年4月に独立し株式会社Future Visionを設立。サステナブル経営 / サステナビリティブランディングのエキスパートとして企業のサステナブル経営推進を支援。経営ビジョンの策定、マテリアリティの特定、インターナルブランディング、TCFDに沿ったシナリオ分析・戦略策定、CDP対応、SBTi申請、人権方針策定、有価証券報告書対応、FTSE対応など延べ60社以上の支援実績がある。
同志社大学社会学科産業関係学専攻卒業
京都芸術大学大学院 芸術研究科 学際デザイン研究領域修了 修士(芸術)/ MFA
【主な受賞歴】
・2020年度グッドデザイン賞 BEST100
・2019年度グッドデザイン賞 BEST100
・第39回「2018日本BtoB広告賞」ポスターの部 金賞
【著書(共著)】
・「サステナブル経営 / CSR検定」2級公式テキスト
【所属学会】
・日本デザイン学会 会員
・日本マーケティング学会 会員
ブランドは、企業と人とを結ぶ「約束」のようなものです。私はよく、ブランドを“見えない資産”と表現します。製品やサービスそのものは形があり、数字で測れますが、「信頼」や「共感」は目に見えません。それでも、一度育った信頼は価格競争に左右されにくく、長く利益を生み出す土台になります。ブランドづくりは、単なるロゴや広告ではなく、企業価値を高める経営そのものだと捉えることができます。
ブランディングは“コスト”ではなく“投資”です。短期的な売上を追う広告とは違い、ブランド投資は中長期で利益を生み、企業の持続可能性を高めます。だからこそ、戦略的に設計し、実行を支援しながら、継続的に磨き上げていく必要があります。皆さんがこれから学ぶブランド戦略は、単なるマーケティング手法ではなく、企業価値を最大化する経営戦略そのものです。