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代表理事あいさつ

ブランド戦略は、企業規模問わず経営を長期的に安定させていくための重要な取り組みです。 そうした意味においてブランド戦略を重要視する企業では、
ブランド・マネージャーはキーパーソンとなります。
しかし、欧米に比べ「ブランドとは何か?」 という定義さえ様々なのが日本の現状で、
「ブランド」「ブランディング」「ブランド構築」「ブランド・マネージメント」などの意味合いも混沌としています。
このような状況にあるからこそ、日本においても、ブランド・マネージャーの育成は急務と言われています。

そこで、これらの課題を解決するために、現場で使用できるブランド戦略の標準化作業を行い、
日本で唯一のブランド・マネージャーを養成する専門機関として、ブランド・マネージャー認定協会を設立いたしました。
2008年9月に発足した当協会も、2010年9月より一般財団法人格を取得し、第1期ベーシックコースを開講以来、
おかげさまで、基幹講座(ベーシックコース、アドバンスコース、トレーナー認定コース)は、
延べ3,400名を超える受講者を迎えることができました。(2023年5月現在)

ブランド戦略の標準化作業にあたっては、正しい知識を深め、高い実践力を養うため、
ブランド論に携わる学者、研究者、そして実務者の協力を得て、協会発足前より独自のカリキュラムを構築。
すでに、このカリキュラムは、ブランド構築の1つの「型」として、
各コースの卒業生のみなさまが実践でご活用いただき、一定の評価を得られるまでになりました。
これは、協会で提供する「型」が、単なる机上の道具ではなく、現場で使える道具であり、
再現性のある「型」であることが実証され始めている証ではないかと実感しております。
もちろんこうした成果は、卒業生のみなさまの努力の賜物であり、
また関係各位のみなさまのご支援があってのことと、改めて感謝申し上げます。

今後も、多くの有識者や実務者の協力を得て、Visionを全うすべく実りある活動を行っていくとともに、
日本独特の文化や考え方に根ざしたブランド構築の方法を確立し、
日本のブランド・マネージメントのスタンダードを築いていく所存です。

今後の協会の活動に、ぜひご期待ください。