一般財団法人 ブランド・マネージャー認定協会 >『社員をホンキにさせるブランド構築法』


組織として築き上げる「チームブランディング」こそ会社を強くする

日本で唯一「ブランド・マネージャー」を養成する専門機関、『一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会』が、
独自に体系立てたブランド構築の“型”(フレームワーク)。
それを使い、中小企業においてチームメンバーを巻き込んでブランディングを行う
「チームブランディング」が今注目されています。
チームブランディングでは、メンバーに答えを与えるのではなく、グループワークを通して自分たちの頭で考え、
意見を交換することで、「自社の価値観」や「他者(顧客・スタッフ)の価値観」を深く理解し、
「自らの価値観」との共通点を発見することを主眼としています。
それが「自分ごと」として、主体的にブランド・アイデンティティに即した行動ができる人材の育成、
チームの育成につながるのですが、本書で紹介したいのは、まさに組織、会社、店舗の「チームブランディング」です。
本書では、そうした多くの人が関与するチームブランディングとはどういうもので、
どうすれば構築でき、どんな成果を獲得できるのかを、実際の事例を絡めながら解説しています。
本書が中小企業の組織や商品の価値を高める活動のお役に立てれば幸いです。

一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会
代表理事 岩本 俊幸

本書で紹介されている、そのメソッドには汎用性がある。

組織作りは経営の要諦であり、経営者、とくに中小企業の経営者は人材の確保に苦心している。
流動的な人の心をつなぎとめるにはどうすればよいか―――
その一つの解答が、本書で紹介されている『チームブランディング』である。
『チームブランディング』の優れたところは、グループワーク、セッション、ワークショップ等の手法を用いて、
ブランド論の考え方を職場で実践できるメソッドとして成立させた点だ。
メーカー、病院、美容室など、本書で紹介されているさまざまな業種における事例を見ればわかる通り、
そのメソッドには汎用性がある。
『チームブランディング』の考え方と実践方法を学ぶことで、組織や商品の価値の向上と、
チームづくりや従業員のモチベーションの向上を同時に行なうことができる。
本書は、中小企業の経営者はもちろん、かつてブランディングを取り入れながら
組織のカルチャー変革にまで至らなかった大企業の担当者にもお薦めできる内容だ。
本書には、人の心をつなぎとめる“仲間がいる環境”を作りながら、組織や商品の価値を高め、
ビジネスに結びつけるためのヒントが多く含まれている。
ブランド論を実務に応用するための書として、一読することを薦めたい。

一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会
特別顧問 田中 洋


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本書でお伝えしたいこと

ブランドの種類は、製品、企業、地域、組織、店舗、人などいくつもあるが、
ブランドを築くフレームワークさえあれば、会社の規模に関係なく、
どんな業種でもブランディング可能。

自社内でスタッフと一緒になって築く
これまで、ブランディングはコンサルタントや広告代理店などが築いたものを導入することが多かったが、
中小企業を中心に、自社内でスタッフと一緒になって築くケースが増えてきている。
社員自身が経営に参画しているという意識を高める
それがうまくいっている会社は社員自身が経営に参画しているという意識が高くなり、
その結果として、強い組織ができ上がることになる。
この、チームで築き上げる組織のブランディング(チームブランディング)に大きな意味がある。

本書では、多くの人が関与するチームブランディングとはどういうもので、どうすればそれが構築でき、
どんな成果を獲得できるのかを、実際の事例を絡めながら解説する。

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