2020年07月28日

―――――【　ブランド名言集　Vol.311】―――――

―――――【　ブランド名言集　Vol.311】―――――

『うんこ漢字ドリル』ヒットの本質は、
「漢字ドリルをギフト化したこと」なのである。

～阪本啓一（ブランド・クリエイター）～

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2017年に刊行され、
シリーズ累計400万部の大ヒットとなった「うんこ漢字ドリル」。
従来のドリルは子供の勉強のために
親が買い与えるケースが一般的でしたが、
「うんこ漢字ドリル」は
孫や親戚の子どもたちへのギフトとしてヒットしました。
「うんこ」と「漢字ドリル」という
絶対に結びつかないであろうフレーズを組み合わせた
ネーミングのインパクトは勉強を楽しいものへと転換させ、
楽しそうに勉強をする子どもたちの姿が
大人たちの共感を呼びヒットにつながったと分析できます。
「うんこ漢字ドリル」が画期的だったのは、
単なる「教材」だったドリルを
「贈りもの」へとポジション転換させた点にあります。

出典：『「こんなもの誰が買うの？」がブランドになる
共感から始まる顧客価値創造』
　 　 阪本啓一 著
　　　　　 日本経済新聞出版社

Amazon→http://s.brand-mgr.org/2kVJrc7

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