2020年07月14日

―――――【　ブランド名言集　Vol.309】―――――

―――――【　ブランド名言集　Vol.309】―――――

企業アイデンティティの基準はたしかに実用性にあるのだ。

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1970年代、
日本でも本格的なCI（コーポレート・アイデンティティ）が
開発されるようになりました。
CIというと、ロゴを始めとするデザインのことだと
今でも思われがちですが、
良いデザインの基準は「実用性」にあるのです。

ただ「かっこいい」ということだけではなく、
企業の理念や特徴をよく表現していること、
そして技術的に再現可能であることを意識する必要があります。
数十年前は印刷技術の制約のため、
複雑な配色のデザインは単なるインクの染みになったりしたものでした。
今日、新しいデジタル媒体が急速に発展しています。
デザインの対象は紙やプラスチックなど
実態を持つものに限らなくなって、すでに久しいといえます。

デジタルな顧客体験をも考えたとき、
そのデザインは「実用的」といえるか。
新しい指針が今なお模索され続けています。

出典：『企業イメージをつくる　コミュニケーションと戦略デザイン』
　 　ジェイムズ・ピルディッチ 著
　　　　　　　 社団法人日本事務能率協会 訳

株式会社日本ビジネスプラン

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