2020年05月26日

―――――【　ブランド名言集　Vol.302】―――――

―――――【　ブランド名言集　Vol.302】―――――

“私たちが信頼への判断のために用いる情報源は
「個人的な体験」「合理的な推論」「外部の権威」の3つです。”

～ニコラス・ハンフリー（心理学者）～

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人は広告やPRなどの情報よりも、
自分の体験を重視する傾向があります。
それが「個人的な体験」です。
「合理的な推論」とは、パソコンのカタログを参考にして
「これは高い性能を持っているだろう」と推論することです。
「外部の権威」とは、
商品自体ではなくそれに携わる権威を頼りにすることです。
「アカデミー賞を受容した映画だから素晴らしいだろう」、
「あの脚本家が関わっているから自分好みの作品だな」
という具合に消費者は考えます。
消費者がブランドと触れる機会を増やし、
信頼の根拠を提示して、外部権威の情報を発信する。
この3点を意識することがブランドへの信頼強化に繋がるでしょう。

出典：『消費者行動論』
　 　田中洋 著
中央経済社

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