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2017年10月24日

ブランド名言集 Vol.178


*☆*――――【 ブランド名言集 Vol.178】――――*☆*

■比喩することで本質が伝わる

日本独特の伝統的な表現法に、“見立て”があります。
あるモノを「別の何かになぞらえてみる」という手法です。
茶の湯をはじめ、生け花や日本庭園の枯山水など、
日本文化のさまざまなところで
この“見立て”が活用されています。
対象物を別の何かに喩えることで、
それまでになかった新しい価値が創造されます。
優れた美意識を伴った“見立て”のこころは、
日本文化の原点とも言えるものです。

「これって○○みたい」という風に、
対象を何かに喩えて表現することは、
モノの本質をつかむことに役立ちます。
本質をとらえることができれば、
ぶれない仮説が立てられます。
また、抽象的なものを
具体的な何かに喩えて表現することで、
イメージの共有を図ることもでき、
クライアントやプロジェクトメンバーとの間の
コミュニケーションにも役立ちます。

出典:
『佐藤可士和のクリエイティブシンキング』
佐藤可士和 著
 
Amazon →http://s.brand-mgr.org/2wt27pe

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