産学官連携
外部の知と共創し、模倣されないブランドをつくる――協会トレーナーの田島宏氏の実践を分析した論文が、国際学術誌『Journal of Open Innovation』に掲載
一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会のミドルトレーナー/IBインストラクターである田島宏氏(アストラム株式会社〈旧 ぺんてる株式会社〉)の取り組みを分析した、中村壽伸氏(博士〈知識科学〉)を筆頭著者とする学術論文「Co-creative R&D process with an influencer: A case study of a stationery manufacturer」が、国際学術誌『Journal of Open Innovation: Technology, Market, and Complexity』(Vol.12, 2026)に掲載されました。
ブランド構築ステップ × オープン・イノベーション
本論文は、当協会の「ブランド構築ステップ」をベースに、外部の知見を巻き込む「オープン・イノベーション」の視点を掛け合わせ、新たなブランド・マネジメント手法を展開したプロセスを分析したものです。
田島氏は、インフルエンサーとの共創的オープン・イノベーションを実施し、企業外部の知見を取り入れながら、新ブランドの生成に成功しました。
競合に模倣・代替されない事業の創出
自社のアイデアだけでは生み出しにくい独自の世界観を、外部パートナーとの共創によって実現した点が、本事例の特徴です。
その成果は、競合企業による模倣・代替が困難な事業の創出につながっており、当協会のブランド構築の理論と実践を応用した事例となっています。
ブランド・マネージャーの実践が、国際学術誌で取り上げられた事例として
当協会では、ブランド・マネージャーを「経営戦略から派生する施策を一貫してコントロールする存在」と位置づけています。
本論文は、その考え方に基づく企業現場での実践が、学術研究として分析され、国際学術誌に掲載された事例といえます。
掲載誌『Journal of Open Innovation: Technology, Market, and Complexity』
本論文が掲載された『Journal of Open Innovation: Technology, Market, and Complexity』は、オープン・イノベーション研究を専門とする国際的な学術誌です。
国際学術データベース「Scopus」において、最上位カテゴリー「Q1」に格付けされるトップジャーナルです。
■論文情報
論文タイトル:Co-creative R&D process with an influencer: A case study of a stationery manufacturer
著者:中村壽伸(Hisanobu Nakamura), H.M. Belal, Kunio Shirahada
掲載誌:Journal of Open Innovation: Technology, Market, and Complexity, Vol.12 (2026)
https://doi.org/10.1016/j.joitmc.2026.100789
※本論文は英語で掲載されています。翻訳ツール等を活用してご覧ください。
中村壽伸氏プロフィール
北陸先端科学技術大学院大学 修了。博士(知識科学)。本論文の筆頭著者。
田島宏氏プロフィール
アストラム株式会社(旧 ぺんてる株式会社)執行役員・ブランドコミュニケーション部 部長。一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会 ミドルトレーナー/IBインストラクター。2022年度 ブランディング事例コンテスト(現 BRAND MANAGEMENT AWARD)優秀賞「正解からはみだそう ぺんてるらしさを探求するブランディング」、BRAND MANAGEMENT AWARD 2024 優秀賞「アートを日常にする~老舗画材メーカーをアートの企業にするブランディング~」を受賞。
■田島宏氏プロフィールページ
https://www.brand-mgr.org/facilitator/tajima-hiroshi/
■BRAND MANAGEMENT AWARD 2024 優秀賞「アートを日常にする」
https://www.bm-award.org/entry/329/


