知識を深める
カニ加工
脇役だった水産品が、自社の主力商品に大変身。 水産加工会社のECサイト×ブランディング
カニ加工
パッケージ
地方創生
この動画は、株式会社ビースポークの長田敏希氏が、地方の水産加工会社であるカドナガ水産を支援したブランディング事例を解説しています。カニ漁獲量の減少や、BtoCビジネスの経験がないという課題を抱えていた同社が、どのようにして新たなブランド価値を創造し、成功を収めたのか、その具体的な戦略が明らかになります。
1. 潜在的な強みを発見する「顧客との対話」
ビースポーク社は、顧客との対話を重視する「ビスポーク(Bespoke)」という理念のもと、カドナガ水産が持つ潜在的な強みを発見しました。それは、カドナガ水産の代表が持つ「食への探求心と遊び心」でした。この個性と、漁獲量が減少しても天然の魚介類にこだわる姿勢を融合させ、「人の技が染みている」というコンセプトを打ち出し、「TOTTORI KADONAGA」というブランドが誕生しました。
2. 遊び心が生んだ「ヒット商品」と「ブランド価値」
従来の「黙々と食べる」というカニの常識を覆し、「会話が生まれる楽しい食体験」という新しいブランドの方向性を設定しました。このコンセプトに基づき、社員が自由な発想でアイデアを出すチームを結成。その結果、捨てられていたカニ味噌を有効活用した「カニ味噌バーニャカウダ」が誕生しました。この商品は、メディアにも多数取り上げられ、大ヒットを記録しました。
3. 世界が認めた「デザイン」の力
さらに、ブランドのコンセプトを具現化するため、パッケージデザインにもこだわりました。複数のデザイン案の中から、魚のイラストにインクがにじんだような、和の雰囲気を持つデザインを採用。このデザインは、世界的権威のある「Pentawards」や「日本パッケージデザイン大賞」を受賞するなど、国内外で高く評価されました。
この事例は、地方企業が持つ潜在的な強みや個性を引き出し、遊び心のあるブランディング戦略と、高品質なデザインを組み合わせることで、新しい市場を開拓し、事業を成功へと導くことができることを証明しています。
スピーカー長田 敏希 氏
=第2回ブランディング事例共有会発表者=
株式会社ビスポーク
代表取締役CEO
