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マーケティング手法 【第16回】ブランド戦略論をひも解く / ブランド戦略の諸相 ~コンセプトブランディング~
マーケティング手法 コンセプチュアルブランディング ブランド戦略

この動画は、ブランド戦略の中でも特にユニークな「コンセプチュアルブランディング」について解説しています。これは、ブランド固有の商標やシンボルではなく、一般的な概念や言葉、あるいは造語を巧みに使って、自社ブランドのマーケティングを推進する手法です。

ーコンセプチュアルブランディングの成功事例ー
⚫︎ハイボールの復活
サントリーは、消費量が減少していたウィスキー市場を復活させるために、単に商品を売り出すのではなく、「ハイボール」という飲み方そのものをブランド化しました。食事に合う、アルコール度数が低いという新しい価値を提案することで、ウィスキーを飲まなかった層を開拓し、市場を大きく拡大させました。これは、単なる製品のマーケティングではなく、新しい「飲み方の文化」を創出した成功事例です。

⚫︎メタボリックシンドローム
厚生労働省が提唱した「メタボリックシンドローム」(メタボ)という言葉は、私たちの健康に対する意識を大きく変えました。この概念が社会に浸透することで、健康食品や運動器具など、関連する製品やサービスの需要が喚起されました。

⚫︎医薬品業界の事例
処方箋薬は広告に厳しい制限があるため、コンセプチュアルブランディングが特に有効です。ファイザー社は「ED」(勃起不全)という造語を、第一三共ヘルスケアは「肝斑」という疾患名を広めることで、それぞれバイアグラやトランシーノといった薬の認知度向上と販売に成功しました。

ーコンセプチュアルブランディングの2つのアプローチー
この手法には、主に2つのアプローチがあります。

問題提起型コンセプト: 消費者が抱えている大きな問題を明確に提起し、その解決策として自社ブランドを位置づける手法です(例:メタボリックシンドローム)。

課題解決型コンセプト: 既存の課題を解決し、より良い生活を提案する手法です(例:ハイボール)。

コンセプチュアルブランディングを成功させるには、メディアを効果的に活用し、他社に模倣される前に迅速に市場に浸透させることが不可欠です。新しい概念をブランドのように扱い、その価値を社会全体に広めていくことで、企業は独自のブランド価値を確立できるのです。

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