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防災街づくり 人と街をつなげ、未来へとつなげる 地方発・持続可能な小規模分譲地ブランド「Link Ring Town」
防災街づくり コミュニティ形成 地域ブランディング

和歌山を拠点とするY-STAGEグループの「リンク・リング・タウン」プロジェクトに関するこの動画は、地方都市が直面する課題を「ブランディング」を通じて解決する革新的な事例です。

この地域では、人口減少や若者の県外流出、そして南海トラフ地震のリスクといった深刻な課題を抱えていました。従来の宅地開発が短期的な販売で終わる傾向にある中、Y-STAGEグループは、「若者が帰って来たくなるような、災害にも強い魅力的な街づくり」という新しい「ブランド」ビジョンを掲げました。

このプロジェクトの核となるのは、**「価値観の近い人を集めることで、質の高いコミュニティが形成され、災害時にも助け合える持続可能な街を作ることができる」**という仮説です。阪神・淡路大震災の事例から、災害時にコミュニティが果たす役割の重要性を再認識し、「住民同士の関わり」や「コミュニティ」の形成を「ブランド」の最も重要な価値として位置づけました。

この仮説に基づき、「リンク・リング・タウン」の「ブランド」アイデンティティは「遊ぶ、楽しむ、つながる、セーフティな街」と定められました。具体的には、グリーンで一体感のある街並み、建築協定による景観の維持、そして防災イベントなどを通じたコミュニティ形成という3つのコンセプトを打ち出しました。

これらの「ブランド戦略」の結果、防災や街並みに関心を持つ価値観の近い人々が集まるという成果が出ました。購入者の中には警察官や消防士が多く、これは「ブランド」がターゲットに適切に響いたことの証と言えるでしょう。完売も早期に達成される見込みで、問い合わせの質が向上したり、スタッフが自発的に行動するようになったりするなど、定量・定性両面で大きな成果が出ています。

Y-STAGEグループは、このプロジェクトをまだ途中段階と捉え、今後もコミュニティ形成への関わりを続け、他の地域にも同様の街づくりを展開していくことで、日本全体の持続可能な街づくりに貢献していきたいと語っています。この事例は、「ブランディング」が単なる販売促進ではなく、社会課題を解決し、持続的な「地域価値」を創造する強力な手段であることを証明するものです。

スピーカー渡部 直樹 氏

エイドデザイン

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