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「男らしく」ではなく「自分らしく」 男子校のイメージを変えた私立高校ブランディング
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学校ブランディング
正則学園
正則学園高校の「ブランディング」戦略に関するこの動画は、学校が直面した危機的な状況からいかにしてV字回復を遂げたかを示す、感動的な事例です。創立120年以上の歴史を持つ男子校である同校は、2019年に教員によるストライキが発生し、メディアによる過熱報道でイメージが大きく低下。約30年間定員割れが続くなど、深刻な状況に陥っていました。
この危機を乗り越えるため、新校長のもとで「ブランディング」チームが発足しました。男子校の生徒数減少や共学化が進む中で、正則学園が持つ「安心な環境」という男子校ならではの魅力に着目。いじめを許さない校風や男子だけの気楽な学校生活が、生徒の不安な気持ちに寄り添える強みであると再認識しました。
「ブランディング」戦略では、「友達作りが苦手で、勉強や学校生活に不安を抱えている隠れ不登校の男子受験生」をペルソナに設定。「安堵できる環境で、友とともに成長し、個性を伸ばせる男子校」という「ブランド」アイデンティティを確立し、「つながる安堵から、伝わる安堵へ」というタグラインと、「&正則学園」という「ブランド」名を打ち出しました。
「男らしく」ではなく「自分らしく」をクリエイティブコンセプトとし、「花をいける男子」をメインとした広告戦略を展開。「いつか花咲く君たちへ、咲く場所はここにある」というキャッチコピーとともに、華道男子部、オタ芸、eスポーツなど文化部に焦点を当てたキービジュアルを制作しました。男子と縁遠い「花」を学校案内の表紙に採用するなど、これまでの男子校のイメージを大きく変える挑戦を行いました。
これらの「ブランディング」施策は目覚ましい成果を生み出しました。ウェブサイトのページビュー数は25万PV増加、学校説明会の申し込みページビュー数は10倍に増加。マンダムとのコラボ授業動画は127万回再生され、多くの称賛コメントが寄せられました。個別相談会の参加者数は218%増加、入学者数は142%増加し、約30年ぶりの定員超えを達成。売上高も2億700万円増加し、全教員の昇給にも繋がりました。
正則学園高校の事例は、「ブランド」の力が、学校の「イメージ回復」だけでなく、「生徒募集」や「経営改善」にも大きく貢献することを証明しています。今後も不安を抱えた生徒を一人でも多く受け入れるため、教室を拡張していくことを目指しており、保護者からも「子供が自分らしい姿を見せ、積極的に学校生活を送るようになった」という喜びの声が寄せられています。
スピーカー八幡 清信 氏
株式会社OICHOC / &Branding
スピーカー針谷 誠児 氏
株式会社OICHOC / &Branding
