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きなこ棒
株式会社鈴乃屋
きなこ棒
駄菓子ブランディング
ブランド戦略
駄菓子屋「鈴乃屋」の「ブランディング」事例を紹介するこの動画は、株式会社ビスポークの長田氏によるプレゼンテーションです。昔ながらの駄菓子「きなこ棒」を販売する鈴乃屋が、競合が増える中でいかに「差別化」を図り、「きなこ棒といえば鈴乃屋」という「ブランド」イメージを確立し、駄菓子業界に新たな「価値」を創造したかが語られています。
「ブランディング」戦略の第一歩として、経営者の「ビジョン」「ミッション」「バリュー」を明確にしました。鈴乃屋の「ビジョン」は「体に良い素材の駄菓子で、元気でまっすぐな笑顔を育てる」こと、「ミッション」は「駄菓子の美味しさと文化を伝える『駄菓子の匠』」と設定されました。これにより、単なるお菓子ではなく、健康志向で、世代を超えたコミュニケーションを育むという「ブランド」の「提供価値」が明確になりました。
また、鈴乃屋のルーツを掘り下げ、初代が紙芝居屋から始まり「きなこ棒」を販売した歴史を再認識しました。さらに、駄菓子が持つ「金銭感覚を学ぶ場」「コミュニケーションを育む場」「子供にとってのサードプレイス」といった「商品を越えた価値」を再定義し、「ブランド」の存在意義を深掘りしました。
これらの取り組みは具体的な成果へと繋がっています。紙芝居の形をモチーフにした新しいロゴマークを制作し、「ブランド」アイデンティティを表現。パッケージデザインも刷新し、「国産はちみつ」「無添加」といった特徴を強調しました。これにより、従来の駄菓子屋のイメージを超え、スーパーマーケットなど大手流通チャネルでの販売を拡大し、売上を伸ばしました。
さらに、NHKなどのテレビ番組や雑誌など、様々なメディアで取り上げられることで、「ブランド」の「認知度」を飛躍的に高めました。鈴乃屋の歴史や駄菓子への思いを伝えるオリジナル紙芝居の制作は、子供たちとの「コミュニケーションツール」としても活用され、「ブランド」の「ファン」を増やすことに貢献しました。
長田氏は、これらの取り組みを通じて、鈴乃屋が単なる駄菓子屋ではなく、健康志向で文化を伝える「ブランド」として成長していることを強調しました。この事例は、伝統的な商品であっても、明確な「ブランド戦略」と「価値提案」を行うことで、現代の市場で成功を収めることができることを示しています。
スピーカー長田 敏希 氏
【2019年度 】ブランディング事例コンテスト 優秀賞
株式会社鈴乃屋(東京都)/ 株式会社ビズポーク
