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墓石サービス
石柳北原
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老舗石材店
リブランディング
この動画は、長野県の老舗石材店「石柳北原」が、創業135年の歴史を活かし、どのようにしてブランドを再構築し、売上を回復させたかについて解説したプレゼンテーションです。
ー経営危機に直面した老舗の決断ー
5代目社長が就任した石柳北原は、2年連続で過去最低の売上を記録し、再建の必要に迫られていました。大量生産ができず、営業力も弱いという弱みを抱える一方で、一級技能士による高い技術力や、地域に根差した家族経営の温かさといった強みがありました。
ー顧客の心に寄り添うリブランディング戦略ー
彼らが選んだのは、「安売り・値引きの一切禁止」と「セールス・売り込みの一切禁止」という大胆な戦略でした。
コンセプト: 「思いを大切にする」という顧客の悲しみに寄り添うブランドアイデンティティを掲げました。
ロゴとキャラクター: 5代目社長が書いた文字をロゴに採用し、社長自身をキャラクター化。職人としての真摯な姿勢を伝え、温かみを表現しました。
店舗改装: 親しみやすい白壁と木目を基調としたデザインに一新し、墓石を大切に展示する空間へと変えました。
サービス: 墓石のクリーニングや無料点検サービスを定期的に実施することで、顧客との長期的な関係性を築くことに注力しました。
ー信頼が生み出したブランド価値と成果ー
このリブランディングの結果、年間の売上は3,600万円から5,000万円へと増加しました。この成功は、単に店舗を新しくしたことによるものではありません。顧客の心に寄り添い、悲しみを乗り越えるためのサポートを提供することで、単なる「墓石を売る店」から「大切な思いを形にするパートナー」へとブランド価値を高めたことにあります。
特に印象的なのは、先祖の墓石を捨てたくないという顧客の相談に対し、その墓石から地蔵を製作したという事例です。この対応は、同社が掲げる「思いを大切にする」というブランドが単なるスローガンではなく、実践されていることを証明しています。この事例は、顧客の信頼を勝ち取ることが、事業成長とブランド価値向上に不可欠であることを示しています。
スピーカー北原 友 氏
ブランド・マネージャー
株式会社イマージ
