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企業危機管理 【第16回】ブランド戦略論をひも解く / ブランド戦略の諸相 ~ブランド全能感~
企業危機管理 ブランド戦略 ブランド全能感

人気ブランドの多くが、成功の裏に潜む「ブランド全能感」という落とし穴に陥りがちです。これは、ブランドが強力になるにつれて、自社の存在は絶対的で、どんな困難も乗り越えられると過信する状態を指します。動画では、この「ブランド全能感」がビジネスにどのような悪影響をもたらすか、具体的な事例を交えて解説しています。

【危険な「ブランド全能感」がもたらす3つの症状】
動画では、ブランド全能感の3つの典型的な症状を挙げています。これらを認識し、適切に対処することが、ブランドの持続的な成長には不可欠です。

1. 永続感:成功に安住する慢心
ブランドが強力になるほど、社員が「このブランドは絶対安泰だ」と過信し、危機感やイノベーションへの意欲を失いがちです。かつて玩具業界の巨人であったレゴ社は、この「永続感」に陥り、業績を悪化させた経験があります。

2. 自己主張:外部の意見を無視する傲慢さ
ブランドへの過剰な自信から、トップマネジメントが外部の批判や市場の変化を受け入れなくなることがあります。雪印乳業の集団食中毒事件の際に社長が発した「私は寝ていないんだ!」という言葉は、この症状の典型例であり、結果としてブランドイメージを決定的に損ない、会社解体へと繋がりました。

3. 次のステップを見誤る:成功体験への固執
過去の成功に囚われ、次に進むべき方向性を見失ってしまうこともあります。ソニーは、オーディオ機器での成功体験を背景に、携帯電話やスマートフォンなど様々な分野に事業を拡大しすぎた結果、ライバルに敗れてしまいました。

ー全能感を克服し、ブランドの進化を促すためにー
企業は、ブランドが強力になるほど、この「ブランド全能感」の危険性を組織全体で意識する必要があります。動画では、Googleのように常に革新的な課題を与え続けることで、全能感に陥ることを防ぎ、ブランドの進化を促す企業の姿勢が重要だと説いています。

ブランド価値を維持し、成長を続けるためには、絶えず謙虚に市場の声に耳を傾け、変化を恐れずに挑戦し続けることが不可欠なのです。

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