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企業ブランド
【第5回】ブランド戦略論をひも解く / ブランド戦略の組織体制
企業ブランド
組織体制
ブランド戦略
この動画は、ブランド戦略を実際に成功させるための「実行と管理」に焦点を当てて解説しています。
組織体制の選択が成功の鍵
ブランド戦略の実行にあたり、どのような組織体制を構築するかが非常に重要です。主に以下の3つのタイプがあります。
既存組織の活用: 宣伝部や営業部など、既存の部署にブランド戦略の役割を兼務させる方法です。コストを抑えられますが、専門性や権限が不足すると実行力が弱まる可能性があります。
専門部署の新設: 「ブランド管理部」や「ブランド企画部」のように、ブランド戦略に特化した専門部署を新設する方法です。専門性の高い活動が可能になりますが、人件費などのコストが増加します。
部門横断型組織: 各部署からメンバーを集めて委員会を設置する方法です。部署間の連携を促すメリットがある一方、兼務するメンバーの負担が大きくなりがちです。
パナソニックの事例と権限の重要性
パナソニックの「ブランド・コミュニケーション本部」では、「チーフ・ブランド・コミュニケーション・オフィサー(CBCO)」をトップに置き、企業ブランド活動と企業広告を一元的に管理しています。
この事例からもわかるように、ブランド戦略を担う組織には、明確なタスク、権限、責任を与えることが不可欠です。権限が不十分だと、他の部署との連携がうまくいかず、戦略全体が形骸化するリスクがあるため、組織設計の段階から慎重に検討することが成功への第一歩と言えるでしょう。この考え方は、ブランド力を高め、企業価値向上を目指す上で非常に重要なポイントです。
