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企業ブランド
【第14回】ブランド戦略論をひも解く / 企業ブランド戦略 ー前編ー
企業ブランド
企業価値
ブランド戦略
企業ブランドとは
企業「ブランド」とは、その企業・組織を代表すると認識されているブランド名と記号体系のことです。必ずしも企業の正式名称と一致するわけではなく、Googleの持ち株会社がAlphabetであるように、一般的に知られている名称が「ブランド」となることが多いです。動画では、「トヨタアクア」のように企業ブランドと商品ブランドが組み合わさった例や、「P&G」のように企業ブランドと商品ブランドが独立している例、また「無印良品」(会社名:良品計画)のように会社名とブランド名が異なる例が紹介されています。
企業ブランドを訴求する目的と必要性
企業「ブランド」を積極的に訴求するかどうかは、様々な要因によって決まります。セブン&アイ・ホールディングスがオムニチャネル戦略のためにグループ全体をカバーする「ブランド」を強くアピールしているように、経営戦略と密接に関わっています。
また、企業「ブランド」を訴求する必要性が生まれる場面として、以下の4つが挙げられています。
1.企業規模・総合力: 金融業界など、顧客が企業の規模や信頼性を重視する市場では、企業「ブランド」の訴求が重要となります。
2.市場環境の変化の速さ: IT業界のように変化が激しい市場では、企業「ブランド」を一つ置いておくことで、個別の「ブランド」の失敗から迅速にリカバリーできます。
3.M&A: 企業買収の際、買収された側の「ブランド」を活かすために、個別の「ブランド」を存続させる戦略がとられることもあります。
4.親ブランドの活用: 新しい「ブランド」を立ち上げたばかりの頃は、花王「ビオレ」のように、親「ブランド」の信用力を借りて市場に浸透させることができます。
結論として、企業「ブランド」を訴求する際には、「何のために、どのような必要性があって訴求するのか」という点を明確にすることが重要だと述べられています。この動画は、「ブランド戦略」の奥深さと、「企業価値」を向上させるための重要なヒントを与えてくれるでしょう。
