「ブランド脳のススメ」

ブランディングに役立つ情報・事例満載の無料メールマガジン。

一般財団法人 ブランド・マネージャー認定協会 > カリキュラム > ベーシックコース体験記

ブランディングで繋がった仲間との2日間 ~ベーシックコース体験記~

2018年某日開催のベーシックコースを受講していただいた福与啓二さん(仮名)に、体験記を書いていただきました。


講座を受けたきっかけ

転職して2カ月もたたないころ、上司から「ブランディングの講座に参加してみないか」と言われたのが、一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会のベーシックコースを受講するきっかけでした。
私は大学卒業後、小さな出版社に10数年勤めたのち、今の制作会社のライター職に就きました。経営者向けの記事を任されたのですが、大学の専攻は文学部。マーケティングのことも、ブランディングのことも、ほとんど素人でした。慌てて専門書を漁っているときに、会社が助け舟を出してくれたのです。

以前からブランディングには関心がありました。ある自動車メーカーの講演で「販売促進とは違い、ブランドは長期にわたって経営に影響を及ぼす資産である」という話を聞いて、「そうだな、あの会社もブランドがあるから安定しているんだよな、ブランドって経営の根底に関わるものだよな」と感心したことがあります。
そんなブランディングについての知識を、2日間で学べるというのは、仕事にも役に立つし、楽しみでもありました。
しかし、不安も大きかったです。「ブランドオーナーのマーケティング部などブランディング専門の人向けの講座ではないだろうか」「40代半ばの私では浮いてしまうのではないか」「2日間もあるのに、途中でカリキュラムについていけなくなったらどうしよう…」「座学ならともかく、ワーク(演習や発表)中心のこの講座で恥をかきたくないな」などなど。
そんな期待と不安の気持ちのなか、2018年某日、セミナー会場に足を運びました。



職種もさまざま、年齢もさまざま

会場に入ると、参加者の方は20代とおぼしき方も多かったですが、私と同世代の40代の男性、50代の男性の方もいらっしゃってほっとしました。驚いたのは定員15人のセミナーで、講師のほか、トレーナー(指導員)の方が3人、1テーブルにつき1人ついていてくれたことです。後述しますが、トレーナーの方のアドバイスや感想が非常に役に立ちました。

15人と少人数ですから、全員と名刺交換ができました。いよいよセミナーの始まりです。

講師は一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会で認定を受けた方で、私と同じようにこのベーシックコースを受講してから、ブランドの世界に引き込まれ、講師にまでなられたということでした。フレンドリーで何でも質問できる温かな雰囲気とともに、芯のある溌剌としたファシリテーションで場の雰囲気を一気にまとめてしまいました。優れた講師の方が多いのも、このセミナーが人気になる理由の1つなのかもしれません。


この講座にはルールがあって「褒める」「聴く」「受け止める」「待つ」「楽しむ」だけは2日間守ろうということでした。実際にみなさん守って、このあと何度も行われたワークやプレゼンテーションでも、私のたどたどしい説明にもみなさん相槌を打ってくださり、冗談にも笑っていただきました。どんな突飛な意見でも聴いてくれる、受け入れてくれるというのは、なかなか実社会ではないことで、貴重な経験でしたし、私もそうありたいと思いました。
また、お互いをニックネームで呼び合うというのもこの講座のルールで、会社の規模や職種、年齢などの垣根を少しでも取り払い、ニュートラルな状態で議論をするための工夫なのだそうです。最初はお互いニックネームが照れ臭く感じましたが、徐々にその違和感もなくなり、浸透していきました。



ブランドの重要性を実感

初日はブランド概念について。ブランド戦略とブランド・マネージャーの役割に始まり、ブランドの重要性まで学びます。午前10時から午後6時までの長丁場でしたが、途中にワークを入れて話し合ったり、講義の間にリラックスできるアイスブレイク(息抜きのゲーム)をやったりして、疲れること、飽きることはありませんでした。


特にワークで話し合うことは楽しかったです。ワークを通じて感じたのですが、私たち一人ひとりがいかにブランドに囲まれて、影響を受けて、また愛着を持っているのかということがわかりました。ブランド再認のワークでは、某ファストフード店や車のロゴマーク、さまざまなキャラクター、お菓子メーカーのキャッチコピーそして企業のCMで使われている音楽(ジングル)などを見たり聞いたりしただけでブランド名が表示されていなくても全員全て当てることができました。ブランド体験について話すワークでも、20代の若い女性がいかにある定食屋チェーンに愛着があって、思い出があるかを熱心に語ってくれました。読書好きな私も古本チェーンについての思い出を、思わず時間オーバーするくらい話してしまいました。ブランドの重要性が実感できたように思います。

こうして1日目はあっという間に終わりました。夜には懇親会があり、お互いのニックネームがすっかり定着するほど、みなさん仲良くなられていました。



ブランド構築を疑似体験

2日目はブランディングの8つのステップを学んだあと、3人ずつ5チームに分かれて、店を新規オープンするシミュレーションを行いました。私は「チーム肉食」というチーム名で、焼き肉店をオープンするという設定だったのですが、みなさん奇抜なアイデアを次々に出されて、結局、「東京・八王子に、70代以上のアクティブシニアが集う、好きなものを毎日食べられる焼き肉店」という店が(疑似)オープンしました。「伝言板が店においてある」「出席簿があって仲間の健康が確認できる」「部位を示した牛のデザインのカードを作って、完食できたらポイントがもらえる」などの楽しい店で、講師から「繁盛すると思う」と賛辞をもらったのは、嬉しかったです。私はなかなか柔軟なアイデアが出てこなかったのですが、8つのステップのうち「STP」(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)が実践できて、とても腑に落ちました。



受講を終えて

一言でいうと「あっという間の2日間」でした。学ぶのがこんなに楽しく、1つのテーマに対してみんなで話し合うのがこんなに楽しいのだなという発見がありました。
2日目の最後に、初日の質問と同じ質問があったのですが、初日の質問のページを見返してみて、「ああ、これって昨日の朝の質問だったな、長かったな」とも思いました。文字通り、長くて短い、貴重な体験でした。おおげさにいうと、2日間で自分が少し変わったという感覚です。
私の仕事にとっても、大いに発見がありました。ブランドには「機能的価値」と「情緒的価値」があるのですが、経営者向け情報サイトが無数にあるなかで、自社のサイトは情緒的価値をいかに付与するのかが重要だなと実感しました。その点で悩んでいると、トレーナーの方から助言をいただいて、そのたった一言で「これだ」というインスピレーションが得られました。それだけでも大変貴重な経験でした。

受講する前の不安は払しょくできました。今回の講座には、メーカーの商品開発室に就職したばかりの20代女性の方から、NPO法人を立ち上げられた方、40代のばりばりのコンサルタント、50代のTV番組制作会社社長まで、さまざまな方がいらっしゃいましたが、みなさん満足されて帰られたと思います。人見知りする人も楽しく受講できます。
自分の好きなブランドについて話すと、その人となりがわかって、親近感が持てます。ブランディングで人が繋がることができるといってもいいと思います。そういった体験が2日間でできたことは、かけがえのない体験だったと思います。


オススメの講座

ブランド・マネージャー認定協会で提供するカリキュラムは
ブランド構築の「型」の形になっています。
この「型」は単なる机上の道具ではなく、
現場で使えるように再現性のある「型」です。


学ぶ・実践する

  • 「ブランドとは何だろう?」
    実際のブランディングに取り組む前の
    予備知識を得るミニセミナー

  • ブランドの基礎知識と実践で使える
    「型」を習得
    (ブランド構築のステップ)

  • ブランド・マネージメントの社内浸透や、
    社内研修の一環として。
    カスタマイズにも対応いたします。