2020年11月17日

【　ブランド名言集　Vol.327】

―――――【　ブランド名言集　Vol.327】―――――
信頼がもっとも必要とされるのは、社会的不確実性の大きな状態においてである。
～山岸俊男（社会心理学者）～
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かつての日本企業は
旧財閥や企業グループ内の取引が盛んに行われていました。
鉄道・電話・郵便も国営化されており、事業が保証されていました。
これは「社会的不確実性が小さい」時代だからこそできたことです。
「社会的不確実性が小さい」とは
予想していた事態が高確率で起こるということであり、
予想外の事態がほぼ発生しないということです。
しかし、90年代以降のバブル崩壊、銀行破綻、
多発する企業の不祥事など、
現代は「社会的不確実性が大きい」時代となっています。
だからこそ、
現代は消費者へプラスのイメージを働かせるブランディングが
必要とされる時代だとも言えるのではないでしょうか。
出典：『消費者行動論』
　 田中　洋 著
　中央経済社
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