第4回 公開シンポジウム ブランド・マネージメント実践発表会
開催終了いたしました。
多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。
永続経営を目指す中小企業のブランド 戦略
  • ■日  時 :2014年9月21日(日)13:00〜17:30(開場12:30)
  • ■場  所 : 東京国際フォーラム ホールD7
  • ■総合司会 : 上野律子
  • ■主  催 : 一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会
  • ■協  賛 : 中央大学ビジネススクール
  • ■協  力 : 株式会社ダイヤモンド社クロスメディア事業部
            株式会社商業界

今回のシンポジウムは「中小企業のブランド戦略」にスポットを当てます。

ブランドは大企業のものだけではありません。中小企業にこそ、ブランド力が絶大な効果を発揮します。一貫性を持って、継続的に、かつ意図的に行う事が求められるブランディングにおいて、大企業以上に中小企業の身軽さは大きなアドバンテージとなるのです。

ディズニー、スターバックス、無印良品…今、これらの企業の「世界観」が多くの人に受け入れられ、ブランドの力を最大限 にまで高めています。

当協会でお伝えしている、汎用性と再現性のある“型”(フレームワーク)と、「世界観」が出会ったら…。今回はそんな夢のような3つの事例をご紹介します。 皆さんの商品・サービスの価値を、さらに魅力的にし、価格競争から抜け出す方法が見い出せますように。

開催終了いたしました。
多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。

どのような方が参加されると役に立つのでしょうか?

  • ●ブランドを確立し、企業の活性化を促進したいと考えている経営者および幹部
  • ●地域商業の活性化を目指す商工会議所、商工会、商店街、行政担当者など
  • ●自社および自社商品が、すでにブランドであることに気付いていない経営者および幹部
  • ●景気の波に左右され、経営軸を見失っている経営者および幹部
  • ●新たな商品開発を計画している企業の経営者および幹部、商品開発担当者
  • ●すでにブランディングの重要性に気付きつつも、どこで何を学べばよいか模索中の方
  • ●企業内でマーケティングに携わりつつも、ブランディングについての考えが曖昧な方
  • ●ブランド戦略、経営戦略について研究、あるいは指導をしている方

シンポジウムに参加すると得られる知識は?

  • ●ブランド・マネージメント、世界観構築の必要性と重要性
  • ●ブランド・マネージメント、世界観構築のプロセス
  • ●永続経営はブランド・マネージメント次第で操作できるということ
  • ●ブランディングは「経営軸」であるということ
  • ●ブランディングには、構築するステップの“型”が存在するということ
  • ●会社の規模、内容を問わず、“型”は実践に応用できるということ
  • ●すべてがブランドであり、ブランドとは資産価値のあるものだということ

他のセミナーやイベントと違う特徴は?

  • ●当協会理事や顧問など、マーケティング、ブランディングの有識者が集結し、生でディスカッションを行う様子を見ることができる
  • ●ブランディングを通じて、組織が活性化していく過程が実例を基に体感できる
  • ●ディスカッションを通して、ブランディングについての新たな思考の枠を得ることができる
  • ●異業種の方と知り合い、ブランディングについて見識を互いに深めることができる
強いブランドは世界観で繁盛する。株式会社JOYWOW  取締役会長  阪本 啓一 氏
ポップコーンパパの事例。株式会社Dreams ブランドマネージャー三箇 淳司 氏
株式会社サンアスト 代表取締役 佐治 邦彦 氏

ポップコーンパパの事例

大阪市で3店舗展開している、32種類もの特徴あるフレーバーで人気のポップコーン店。

世代を問わず愛されるオリジナルキャラクター、その世界観を体験できる店舗など、人気の理由は様々ありますが、その多くが開店当初は存在しませんでした。

お客様にどう思われたいのか(ブランド・アイデンティティ)を定めた事それまで一貫性の欠けていた店舗運営の歯車が動き始めました。

子供から大人までとりこにしてしまう、ポップコーンパパ。そのブランディング前と後を比較しながら、成功の秘密に迫ります。

Profile(三箇氏)

1987年広島県福山市生まれ。2010年株式会社Dreams入社。 店頭で働きながら、インターネットでプロモーション企画や社内の仕組み 創りを押し進める。2012年 一般財団法人ブランド・マネージャー認定 協会1級資格取得。現在、スタッフ1人1人と向き合い、協力し合いなが ら、みんなでPOPCORN PAPAブランドの確立を目指している。

Profile(佐治氏)

1990年、株式会社サンアストを設立。主に中小サービス業の出店プロデュースやプロモーション活動を手がける。1997年から翌年にかけ、米国の外食産業を視察し繁盛の法則を学び、現在は、集客、地域密着、ブランディングをベースにした「最強のファンづくり戦略」をレクチャーやプロモーション等で幅広くクライアントを支える。

セイショップの事例。株式会社セイエンタプライズ 代表取締役  平井 雅也 氏

株式会社セイエンタプライズ 代表取締役  平井 雅也 氏

多くの災害を経験した日本では、会社や家庭での非常食のストックが当たり前となっています。しかし、「美味しくない」「気づいたら期限が切れていた」という事も。

そんな中、「25年保存がきき」、「美味しい」という画期的な商品、サバイバルフーズを輸入販売する(株)セイエンタプライズでは、防災グッズをトータルで扱う通販サイトSeishopを運営しています。

そこはまるで「防災のセレクトショップ」。防災グッズ=仕方なく揃えておくというマーケットにおいて、様々な工夫で情緒的価値を付加し、購買意欲の向上に成功しています。その工夫の全容を、お話いただきます。

Profile

前職時代に神戸市東灘区の独身寮で阪神大震災を経験。寮長として人命救助や避難所の運営に携わる。その経験から、人とは助け合うものだと言うこと、それまでの生活を急には変えられないとの思いを強くし、1996年にサバイバルフーズの輸入卸元セイエンタプライズに転職。2000年インターネットショップを楽天に開業。2012年にセイショップと改名。「より良い備え、より良い暮らし(Better Preparation, Better Life)」のスローガンの下「防災のセレクトショップ」として事業部化。非常食だけでなく防災用品や防災コンサルティングまでをフィールドとして現在に至る。

小池精米店の事例。株式会社クレオ アートディレクター/ブランドマネージャー  長田 敏希 氏

小池精米店の事例

創業80有余年。東京原宿にある小池精米店では、現在の 3代目ご主人、小池理雄(ただお)さんに代替わりする際、企業理念とその発信手法の見直しを行いました。

お米マイスター 五ツ星の資格を持つ3代目は、その豊富な知識と情熱で、日本各地のブランド米を集め、料理に合わせた提案や、お米選びの楽しさ、エンターテイメント性を伝えてきました。この想いを、さらに魅力的に、より多くの消費者へ伝えたい。企業理念からブランド・コンセプトへ。そこから導き出されたブランド・パーソナリティ。それらを一貫性のあるデザインで伝え、試行錯誤の末たどり着いたものは…。

国際的パッケージデザインアワードpentawards銅賞受賞に至る、長田氏がたどったプロセスを、ご紹介いただきます。

Profile

経営戦略立案から、CI、VI、商品開発、空間演出等、ブランディングに関する様々な領域で、右脳発想を重視したブランド構築ソリューションを提供。現在、大手コンビニエンスストア、飲食チェーン、食品メーカーを中心に事業活動を行っている。またパートナー企業と連携し、意匠、商標等の知的財産権管理のアドバイザーも行っている。

なぜ今、世界観がウケるのか?ブランディングとマーケティングの有識者が、世界観が求められる理由を徹底討論 !

パネリスト

当協会顧問 田中 洋 氏

当協会顧問 田中 洋 氏

(中央大学大学院戦略経営研究科 教授)

京都大学博士(経済学)。(株)電通 マーケティング・ディレクター、法政大学経営学部教授、コロンビア大学大学院ビジネススクール客員研究員などを経て2008年4月より現職。消費者行動論・マーケティング戦略論・ブランド戦略論・広告論に精通し、多くの企業でマーケティングやブランドに関する戦略アドバイザー・研修講師を勤める。

当協会評議員 阪本 啓一 氏

当協会評議員 阪本 啓一 氏

(株式会社JOYWOW 代表取締役会長)

大阪大学人間科学部卒業後、旭化成(株)入社。建材部門に19年勤務後、2000年4月に独立。渡米し、ニューヨークでコンサルティング会社Palmtree,Inc.を設立。2006年、「世界で一番小さいブランド・クリエイション・ブティック」(株)JOYWOWを創業。ブランド・エッセンス、クリエイティブ・ゾーン、とんがりなど、独自の理論を構築、ビジネスに限らず、個人のパーソナル・ブランディングづくりのお手伝いをしている。

当協会評議員 小池 玲子 氏

当協会評議員 小池 玲子 氏

(クリエイティブハウスR-3 代表)

東京藝術大学工芸科VD卒業後、1971年にJ.W.トンプソンに入社。1987年同社広告担当取締役副社長、1993年FCB(フット・コーン・ベルディング)制作担当副社長、1998年PUBLICISジャパン制作担当副社長を経て、2006年にクリエイティブハウスR-3を設立。航空会社から食料品、化粧品の分野まで広くブランドの構築に関わってきた経歴を持つ。

当協会評議員 榛沢 明浩 氏

当協会評議員 榛沢 明浩 氏

(株式会社日本ブランド戦略研究所 代表取締役)

東京大学法学部卒。北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科博士前期課程修了。(株)コーポレートディレクション、トーマツコンサルティング(株)、デロイトトーマツコンサルティング(現アビームコンサルティング)を経て、2003年に(株)日本ブランド戦略研究所を設立。

当協会代表理事 岩本 俊幸

当協会代表理事 岩本 俊幸

(株式会社イズ・アソシエイツ代表取締役
株式会社インバウンドコンサルタンツ取締役会長)

1991年に広告制作・コンサルティングの(株)イズ・アソシエイツを設立。広告表現の仮説検証アプローチ手法であるセールスエンジニアリングデザイン(SED)を開発。広告代理店、通販、銀行系コンサルティングの研修講師として活躍。(財)ブランド・マネージャー認定協会発起人。

当協会理事 水野 与志朗 氏

当協会理事 水野 与志朗 氏

(ビーエムウィン・ブランディングオフィス 代表取締役社長)


ブランド・コンサルタント。学習院大学経済学部卒業後、味の素ゼネラルフーヅ(株)、マキシアム・ジャパン(株)、ハーシージャパン(株)でブランド・マネージャー、マーケティング・マネージャー、マーケティング・ダイレクターを務め2002年より現職。主な著書に『ブランド・マネージャー』(経済界)、『THE BRAND BIBLE』(総合法令)、『ブランド戦略実践講座』(日本実業出版社)、『戦略的パブリシティ』(インデックス・コミュニケーションズ)がある。

当協会アドバイザー 徐 誠敏 氏

当協会アドバイザー 徐 誠敏 氏

(中央大学商学部兼任講師&静岡産業大学情報学部非常勤講師、 企業ブランド・マネジメント戦略論の研究室&日韓企業の マーケティングとブランディングのコンサルティング 代表)

グローバル企業を中心に、グローバル・マーケティングに関する講演会・セミナーやその活動を支援すると同時に、中小企業に向けてブランド・マネジメントやインターナル・ブランディングに関する講演会・セミナーを開催。ブランド・アドバイザーとして中小企業を中心にコーポレート・ブランディングを支援するなど幅広く活動している。

橋本 正権 氏

橋本 正権 氏

(株式会社王宮 道頓堀ホテル 代表取締役)

京都精華大学卒。家業である道頓堀ホテル3代目として 経営を行うが、価格競争で苦戦し、独自のビジネスモデルを生み出そうと試行錯誤を重ねる。社員と共にインターナル・ブランディングを築き、全社一丸となって業務を遂行し、前期最高益を達成。「2014年度 おもてなし経営企業選(全国 28社)」「2014年度 経済産業省 中小企業300選」「2013年度近畿経済産業省感性サービス選」に選定されている。

当協会アドバイザー 江上 隆夫 氏

<司会進行>
当協会アドバイザー 江上 隆夫 氏

(有限会社ココカラ 代表取締役)

大学卒業後、広告制作会社を皮切りに大手広告代理店に18年近く勤務。コピーライターおよびクリエイティブディレクターとして商品から企業まで、広告を通じた数々のブランディングを手掛ける。2005年末に、有限会社ココカラを設立。東京コピーライターズクラブ新人賞、朝日広告賞、日経広告賞グランプリ、日経金融広告賞最高賞、日本雑誌広告賞、IBAファイナリスト、ほか広告関係の受賞多数。

第4回 公開シンポジウム ブランド・マネージメント実践発表会

一般
10,000円、卒業生
7,000円、学生
5,000円
  • ■日  時 :2014年9月21日(日)13:00〜17:30(開場12:30)
  • ■場  所 : 東京国際フォーラム ホールD7
  • ■総合司会 : 上野律子
  • ■主  催 : 一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会
開催終了いたしました。
多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。