一般財団法人 ブランド・マネージャー認定協会

ブランディング事例コンテスト 2017年度募集要項

ブランディング事例コンテストとは?


2015年度からスタートした当コンテストは、協会でベーシックコース以上を受講された方を対象として、年に1度、優れた実践事例を表彰する催しです。
ベーシックコースでお伝えしているブランディングの型(ステップ)を活用・応用してブランディングに取り組み、成果を上げられた事例を募集し、1次選考では書類審査、2次選考では協会役員による対面プレゼン審査を経て大賞(1事例)、準大賞(1事例)を選出いたします。
協会のビジョンでもある、“ブランドとビジネスに深い洞察と実行力を持つ人材の育成”“ビジネス・コミュニティの構築”の具体的な取り組みの一つとしてだけでなく、協会で提唱しているフレームワークの再現性の検証と、事例を共有することによるノウハウや知見の深化を期待して実施しています。

参加メリット


大賞、準大賞事例は、2017年11月18日(土)開催の「第7回公開シンポジウム」での発表の機会と、協会ホームページ、配布資料などで事例を掲載させていただき、各種副賞も授与されます。
1次選考を通過した事例応募者は、全員「第7回公開シンポジウム」にご招待いたします。
協会一大イベントでの発表の機会やパブリシティ効果が期待できるだけでなく、目標に向かって取り組むことでブランディングの成果が出やすくなったり、社内モチベーションの向上も期待できます。
また、2次審査では協会役員による対面審査で、有益なフィードバックを得ることも期待できます。

これまでの受賞者



2016年度 大賞受賞
地元墓石店のリブランディング 石栁北原(長野県)
ブランド・マネージャー:株式会社イマージ 北原友


創業135年の老舗石材店。5代目の社長に代替わりしたものの、売り上げは下がる一方。改装を含め計画し、売り上げの再建を図りたいとの相談を受け、ブランディングに着手しました。
競合の増加・インターネットの普及に伴い、売り上げが年々減少。毎年開催していたイベント(展示会)もここ数年客足が遠のき、年間3600万円という過去最低の売り上げが2年続いていたため、ご家族はこの先の経営に対して不安が募る一方でした。そこでまず、ブランド構築のプロセスを積み上げ、明確なブランド・アイデンティティを設定。ロゴをはじめとするブランド要素と店舗改装を実施しただけでなく、従業員の接客ストーリーなども意識合わせを行いました。
その結果、リニューアルオープンイベント(2016年4月)から2ヶ月で年内の予約が全て埋まってしまい、今期の売り上げも5000万円台に届く見込みとのことです。また、国産石を使った高額な墓石の注文が増えてきたことも、これまででは考えられない事だと言います。

←信濃毎日新聞、長野日報などにも取り上げられました。


・受賞者コメント(北原友)
ブランド・マネージャー認定協会で学ぶまで、私は全くのド素人でした。出会ってからはどんどんと考え方にのめり込み、実際の現場ではフレームワークを中心にクライアントさんと模索しながらのブランド構築を行ってきました。そんな中「これでいいのかな?」「考え方はあっているのかな?」と不安に思うことが何度かあり、自分を試すためにも応募しました。
まずは、応募の資料作成時に改めて考え方を整理し、振り返ることができました。
そして、二次選考。ブランディングのプロフェッショナルの前でのプレゼンはとても緊張しましたが、とても丁寧に評価してくださり、後日いただいたフィードバックの資料(A4)にはコメントがぎっちり。また、表面に書ききれず、裏面にまでぎっちりとコメントを書いてくださった先生もいらっしゃいました。
受賞後は新聞記事にも取り上げていただいたことで、発表する機会を何度かいただいています。そしてコンテストの一連の流れを通し、とても自信が持てました。以前に増して自信を持ってクライアントさんと向き合うことが出来ています。




2016年度 準大賞受賞
オヤジ・ブランディング×コンテンツ・ブランディング
株式会社ヴィンテージストック「オーディオ買取屋」(長野県)
ブランド・マネージャー:株式会社ウェブエイト 草間淳哉

事業を始めるきっかけになったのは、実は「アルツハイマー病」。草間さんの祖父は、隠居生活を始めたとたんアルツハイマー病を発症したそうです。家系上、自分も父親も発症するリスクが高い事を恐れていました。そこで、父親にも隠居後の仕事を!と思って準備したのがこのオーディオリユース事業でした。しかし、参入障壁が低く競合は多数。あっという間に価格競争に陥ってしまいました。
ウェブコンサルタントならではの緻密な調査と、ブランディングプロセスから導き出されたペルソナへの的確なアプローチで、ブランド構築を実施。今では売上前年比1.5倍、見積依頼前年比2倍と、シニア世代を応援するビジネスへと成長を続けています。
←信濃毎日新聞、市民タイムスなどにも取り上げられました。
・受賞者コメント(草間淳哉)
初の事例コンテスト参加でした。今まで自分なりに「誰に」「どんな価値を」「どんな手段で」といったウェブを使ったマーケティングの流れを構築してきましたが、さらにそこにブランディングを元にしたマーケティングを行うことで、今まで以上に成果があがりやすくなりました。今回のオーディオ買取屋は、特に面白い成果が出た事例です。自分たちの強み出し、徹底的な競合調査、顧客からのアンケートで深層心理を知り、それらの様々なデータから見た仮説をもとに、チームが一丸となって成果を出せるための「ブランド・アイデンティティ」をつくっていきました。最初は一辺倒なブランド・アイデンティティでなんとなくしっくりこず、そこからチームで熟考し、最終的にチームみんなが納得する「ブランド・アイデンティティ」ができました。そこからのブランド設計、マーケティング戦略設計はしやすかったです。この受賞をきっかけに、メディア掲載や、ブランディングの依頼も増えています。今後も今回の経験を積極的に活かしていきたいと思います。



2016年度 審査員特別賞受賞
サルベージ・パーティ
一般社団法人フードサルベージ(東京都)
ブランド・マネージャー:(一社)フードサルベージ/(株)connel 長田敏希、 (株)ナカヤマ  平手敦


『捨てる』を『救う』に。”フードロス(食材廃棄)”が世界的な問題になっている昨今、一般家庭のひとにとってはその規模の大きさから、考える・向き合うきっかけが少ない現状にありました。
参加者が“あまり物”を持ち寄ってそれをシェフが料理に仕立てる「サルベージ・パーティ」の開催を通じ、楽しく、丁寧に食べきる方法を模索している団体。昨今ではサルベージ・パーティを自身で開催できるサルベージ・プロデューサーの育成や、企業とのCSV(共通価値の創造)に力を入れ、さらなる啓蒙活動に挑戦。その社会的価値のみならず、時流にあったペルソナ設定と洗練されたデザイン、メディア等での取材実績などが評価されました。

・受賞者コメント(長田敏希、平手敦)
今回の事例コンテストで審査員特別賞をいただき、多くの方からサルベージパーティについて問い合わせを頂戴しました。ほとんどの方から「面白そう!」「ぜひ、参加してみたい」というお声をいただき、自信を深めると共に皆さんの期待に応え続ける運営体制の大切さを痛感しています。受賞から約3カ月経ちますが、サルベージパーティを全国に広めていくためのパートナーであり、アンバサダーとも言えるサルベージプロデューサーの資格認定者がお陰様で約10名になりました(2017年1月時点)。2017年には認定資格取得者を100名にまで増やすことを目標にしています。小学校の課外授業でサルベージパーティが行われたり、大学のゼミの研究発表にサルベージパーティ開催までのドキュメンタリー映像が製作されるなど、新しい動きも現れ、ますます広がりを見せています。今後もブランド・アイデンティティを体現するサルベージプロデューサーの皆さんと手を携え、全国各地、様々な場所で質の高いサルベージパーティが日常的に行われる仕組みを整え、日本の食物廃棄の低減に貢献していきます。



2015年度 大賞受賞
「株式会社スプリング」のブランド構築
株式会社スプリング(大阪府)
ブランド・マネージャー:株式会社オレンジフリー 吉田ともこ

創業16年、アクセサリー企画・生産・卸を行う「株式会社スプリング」では、今まで明確な線引きをせずに展開していた商品を、2つの大きなカテゴリー(ヴェール、トライバリュクス)に仕分け、ブランド化することを目指しました。
特にインドの小さな村で女性たちの手工芸によって生み出される“トライバリュクス”は、社長の並々ならぬ苦労と、熱い思いが込められています。
チームブランディングから、わずか4ヶ月後にパリファッションウィークの合同展示会THE BOX展にデビュー。百貨店の催事にも次々と出店し、大手セレクトショップやアパレルメーカーからも続々とオファーが。インテリアショップなど今まで予想だにしなかった業界にまで進出なさったそうです。
インドの村にも自家発電、お揃いの制服、清潔な仕事部屋など変化が起き、女性たちが生き生きと、誇りをもって働ける環境が整い始めました。



2015年度 準大賞受賞 ※同率評価点のため準大賞2事例
「株式会社りんごの木」のブランド構築
株式会社りんごの木(長野県)
ブランド・マネージャー:株式会社りんごの木 今井まど香

長野県で美容室を7店舗経営されている株式会社りんごの木さんは、創業40年を迎えられました。

現社長の島田良さんが、先代のお父様より会社を引き継いで3年。

地元長野に住む人々に美容を通して貢献できる企業で在り続けるため、今までを振り返り、未来へとつなげていく「りんごの木ならではの価値」を見出し、社員、お客様と共有し、社員が「働いていてよかった」と思える、そして、お客様が「通い続けていてよかった」と思える、そんな美容室に成長するためにリ・ブランディングを実施しました。


・受賞者コメント(今井まど香)
2015年度 第一回ブランディング事例コンテストにて準大賞をいただき、大変光栄に存じます。
事例コンテストに募集したことで、普通では意見を伺えない高名な審査員の先生方の、とても貴重で詳細なフィードバックを頂けたことが、とても嬉しかったです。フィードバックのおかげで、今まで行なってきたブランディングの良いところや改善すべきことが整理でき、これから行なうべきことがより明確になりました。
また、受賞したことにより、現場で働いているスタッフにも、一連のブランディング活動が意味のある大切なことだという事も伝わったように思います。この受賞を通して様々な人や企業との繋がりも増え、視野も広がりました。
ブランディングには終わりがありません。
この経験をさらに活かし、時代やニーズの変動に対応しながら「一貫性」をもって「継続」していけるよう、これからもスタッフと一緒にチームでブランディングに取り組んでいきたいと思います。


2015年度 準大賞受賞 ※同率評価点のため準大賞2事例
「遠州男唄 濱松たんと」のブランド構築
株式会社JACKカンパニー(静岡県)
ブランド・マネージャー:株式会社JACKカンパニー 越川淳

静岡県浜松市で「たんと」という店名で居酒屋を3店舗経営されている株式会社JACKカンパニーさん。

居酒屋というイメージのせいか、これまではスタッフの入れ替わりも多く、誇りをもって働く人も少なかったそうです。

業績向上、スタッフの誇り、やりがいづくり、顧客満足追及などなどを実現させるために、商品を軸にしたビジネスから、遠州文化や体験を伝える「価値」を伝えるビジネスへの転換を目指しました。

また、働く人がそれぞれ自立し、「自分らしさ」を追求していく職場づくりもブランディングの目的だったそうです。
ブランディングの取り組みによって、5年連絡で前年売上を上回る好成長を続けており、全国展開、果ては海外進出へと夢を大きくしています。


・受賞者コメント(越川淳)
ブランディング事例コンテストにて受賞したことで、現場で働くスタッフの承認になりました。日頃ブランディングについて学び、現場で実践していますが、果たしてそれが正しいものなのか?正解不正解は無いにしろ、それを証明するものは売上などでしか表せるものはなく、現場のスタッフにはイマイチ伝わりにくいものがありました。しかし、ブランディングコンテストにて受賞した事により、自分達のやっていることが正しいのだと、外部からの承認が得られたことで自分たちの自信になりました。
また、一概に「ブランディング」といってもなかなかわかりにくかったですが、異業種や同業他社さんの事例から学び、いろんな形のブランディングがあるのだと認識しました。そこから更に自社のブランディングを深め、今では同業他社さんとは「戦わない」独自の道が切り開けました。
念願の海外にも出店でき、海外においてもブランディングを軸に店舗展開を考えています。
講演依頼も増えましたし、メディアからの取材も増えました。

2017年度募集内容

=応募資格=

1.当協会ベーシックコースを過去に受講済みであること。

2.自らが携わった事例であり、公表しても問題のない事例であること。

3.書類審査通過後の2次選考に参加(もしくは映像提出)することが可能で、かつ、2017年11月18日(土)開催の第7回公開シンポジウムに参加可能であること。


=応募について=

1.応募締切:2017年6月15日(木)18:00まで

2.応募方法:エントリーシートを作成の上、事務局までメールでご応募ください。
《送信先》info@brand-mgr.org
※複数事例の応募も可能です。

3.エントリーシート送信後、応募費用として1事例につき10,800円(税込)を下記口座までお振込ください。
三井住友銀行 日比谷支店 : 普通口座 8514947 カ)イズアソシエイツ


=1次選考について=

1.応募締切後7月12日(水)までに、すべての応募者に結果をお知らせいたします。

2.審査の詳細な内容にはお答えできません。


=2次選考について=

1.1次選考通過者は、8月14日(月)13:00~18:00に行う2次選考にご参加(もしくは映像提出)いただきます。

2.シンポジウムでの発表を想定した、持ち時間30分のプレゼンを行い、協会顧問・理事・評議員による審査を行います。(対面、映像の違いが審査結果に影響することはありません。どちらの場合にも、30分経った時点でプレゼンを終了します。)

3.後日、最終結果とプレゼン内容に対するフィードバックを通知いたします。


=賞について=

1.大賞、準大賞受賞者には副賞が与えられます。

大賞:「3年間資格更新費用免除」「3年間シンポジウム無料招待」「アドバンスコースもしくはトレーナー認定コースどちらかの受講費用を半額免除(受賞後1年以内の受講に限り)」

準大賞:「翌年の資格更新費用免除」「翌年のシンポジウム無料招待」

2.1次選考通過者は、2017年11月18日(土)開催の「第7回公開シンポジウム」にご招待いたします。

3.大賞(1事例)、準大賞(1事例)のそれぞれに選ばれた応募者は、2017年11月18日(土)開催の「第7回公開シンポジウム」での事例発表の機会が与えられ、その場で賞状を授与いたします。

4.このほか、1次選考通過者は入賞事例として、協会ホームページ、配布資料などで事例を掲載させていただきます。(掲載は任意です。)

=応募上の注意=

1.応募事例はオリジナルに限り、所有権は応募者に帰属します。著作権の侵害があった場合は応募者の責任となりますのでご注意ください。

2.応募書類やそれに関連する提出資料の返却はいたしません。



応募締め切り:2017年6月15日(水)18:00まで

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