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2012年09月06日

第7回ブランド・セッションを開催しました


昨晩は第7回ブランド・セッションを開催しました。
 


 
今回の田中先生の講義は、
実際にある企業が十数年前に
ブランディングを導入した際に使用した資料を用いて、
その際の背景や模様をお話しいただきました。
 
この時田中先生は外部ブレーンとして
ブランディングの構築に携わったとのこと。
 
当時、その企業はかなりの経営難の状態にあり
社長が交代するという事態に陥っていたタイミングで
新社長となる方が、ブランディングを導入すると決めたそうです。
 
通常、ブランドを構築する際には
マーケティング部などの社員が構築を担当することが多いのですが
その企業は経営者層や社長自らも携わり作り上げたそうです。
 
その後、社員もそのプログラムを行い、
会社全体へと浸透させることになるのですが、
今ではその企業は優秀な業績で知られる会社へと変貌をとげています。
 
業績の変化の要因は、もちろんブランディングの力だけではないと思うのですが
ブランドを構築し、それを守り続けたことも、
その一因ではないかと一消費者として感じました。

第2部は、当協会の卒業生である岩瀬さんから
彼女の会社で構築したブランディングについてお話しいただきました。

 
岩瀬さんは、2年前にアドバンスコースを受講。
 
その時彼女は、勤めている会社の
コーポレート・ブランディングについて
すでにチームを作って取り組んでいました。
 
講座を受講の際に、その時点での
ブランド・ステートメント(ブランドの設計書)を
受講者の前で披露し、さまざまな指摘や
アドバイスをうけていました。
 
今回のセッションは、2年前の講座終了後、
フィードバックを会社へ持ち帰ったところからのお話です。

 
あらためて3C分析からやり直し強みを再発見したこと、
新しいブランド・アイデンティティを見出す作業に
妥協をせずに3か月もかけて導き出したこと、
さらに、出来上がったものを
これからも見直して進化させていくなど
チーム一丸となって取り組んでいる模様が
とてもよく伝わってきました。
 
本格的に運用を始めてから4か月とのこと。
 
具体的な成果など、まだ見えてこないとおっしゃっていましたが
しっかりと掲げられたブランド・アイデンティティの内容は
お客様から選ばれ続ける企業になることを予感させるものでした。
 
事務局 平川

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